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ここは、トミーウォーカーのプレイバイウェブ(PBW)【シルバーレイン】のPCのキャラクターブログです。                   ============================================================                               このページで使用するイラスト作品は全て、株式会社トミーウォーカーの運営する 『シルバーレイン』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。 イラストの使用権は作品を発注したお客様に、著作権は描いて下さった絵師様に、 全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。 ============================================================
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ドアが開かれる音…
薄暗い部屋、人の気配はない。
「龍崎、居ないのですか…?」
響き渡る声。
声の主はルシフェル・カーター。
この家の主、龍崎・拓斗を訪ねてきた。

「龍崎?」
何度呼んでも返答はない。
家の鍵は開いている。
それなのに…

彼女は家の中、彼を捜した。
その時、彼女はある部屋の机の上で黄ばんだ紙切れを見つける。
それは彼女にとって見覚えのあるもの。
そこに書かれているのは彼女の幼い頃の筆跡。

『何故これがここに?』
彼女は不思議に思った。
紙切れの置いてあった机に視線を戻すと一冊の手帳が目に付いた。
彼女は無意識的にそれに手を伸ばす。
そこに書かれていたものは…
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昨日、靖胤に悩みを聞いて貰った
正直、悩んで誰かに相談しようと思った自分に驚いた
最初は複雑な思いだったが、話せて良かった
ありがとう、靖胤
俺、色々気づけたよ
今まで見えなかったことや、大切なことに…

俺、頑張るよ…

この所、俺は人に干渉しすぎているような気がする
らしく…ないな…
戦争で気が高まっていたとはいえ、少しでもあのようなことまで話してしまうとは
少しでも過去の俺にか関わる話を…
その上、誰かのことを心配するなんて…
俺も弱くなったものだ

長居をしすぎてしまったようだな
綺羅良の怪我も治ったようだし、そろそろ旅立とうかとも思ったが…
躊躇ってる俺がいる
一体何だというのだ…

戦うのが楽しくて何が悪い
そのことを悩むなんて…
それも今思えば可笑しなことか…
俺は龍崎ではない
唯、演じているだけなのだから…

もういい
そろそろ昔話をはじめることとしようか…
愛称と言えどミケ等と呼ばれたのは初めてだな…
ミカと呼んでくれた者は居たが…

俺はあの日、龍崎の生き方をマネることを決意した
そう決めたばかりの俺は戸惑い、龍崎ならどうするのだろうと悩んでいた…
だが、今はこの生き方が自分の生き方だと思っている
初めはマネ事だったかもしれないが…

俺は昔の俺をあの場所に、俺の名が刻まれた物と共に置いてきた
かと言って俺は俺であることを辞めることはできない
捨てたつもりになっていてもだ…
必要な時は戻るよ
でも、今はそうならないことを祈る
この所綺羅良の様子が可笑しい…
こんな時、龍崎ならどうするだろうという思いが過ぎる。
組織を抜け出し、綺羅良を拾った日、俺は龍崎拓斗として生きることを決めた。
しかし、龍崎を演じることはできても、俺があいつになることはできないことは知っていた。

龍崎になりきれない俺は一体誰なんだろう…
それでも俺が俺である事実は変らない。
それだけが唯一の救いだ…
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