ここは、トミーウォーカーのプレイバイウェブ(PBW)【シルバーレイン】のPCのキャラクターブログです。
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ドアが開かれる音…
薄暗い部屋、人の気配はない。
「龍崎、居ないのですか…?」
響き渡る声。
声の主はルシフェル・カーター。
この家の主、龍崎・拓斗を訪ねてきた。
「龍崎?」
何度呼んでも返答はない。
家の鍵は開いている。
それなのに…
彼女は家の中、彼を捜した。
その時、彼女はある部屋の机の上で黄ばんだ紙切れを見つける。
それは彼女にとって見覚えのあるもの。
そこに書かれているのは彼女の幼い頃の筆跡。
『何故これがここに?』
彼女は不思議に思った。
紙切れの置いてあった机に視線を戻すと一冊の手帳が目に付いた。
彼女は無意識的にそれに手を伸ばす。
そこに書かれていたものは…
薄暗い部屋、人の気配はない。
「龍崎、居ないのですか…?」
響き渡る声。
声の主はルシフェル・カーター。
この家の主、龍崎・拓斗を訪ねてきた。
「龍崎?」
何度呼んでも返答はない。
家の鍵は開いている。
それなのに…
彼女は家の中、彼を捜した。
その時、彼女はある部屋の机の上で黄ばんだ紙切れを見つける。
それは彼女にとって見覚えのあるもの。
そこに書かれているのは彼女の幼い頃の筆跡。
『何故これがここに?』
彼女は不思議に思った。
紙切れの置いてあった机に視線を戻すと一冊の手帳が目に付いた。
彼女は無意識的にそれに手を伸ばす。
そこに書かれていたものは…
【11月25日】
本日をもって帰還
見なれた部屋の筈だが、何故か新鮮に思えるのは気のせいなのだろうか
約一週間…
長いようで短い時間だった
何故か今は時間の流れが緩やかに感じる
誕生日プレゼントというものを貰った
旅に出る前の私なら『本当の誕生日ではないのに…』と苦笑したことだろう
11月23日、それは龍崎がこの世を去り、私がミカエル・カーターであることを辞めた日なのだから…
しかし…
私はこの日にようやく探し続けていた自分に出会えた気がした
新しくもう一度ミカエル・カーターに戻れた日…
それは以前の私とは違う…
だから…祝って貰えたことが嬉しく思えた
そして知った
私にも心があることを…
ありがとう…皆……
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