龍崎拓斗の記述Ⅱ

愛称と言えどミケ等と呼ばれたのは初めてだな…
ミカと呼んでくれた者は居たが…

俺はあの日、龍崎の生き方をマネることを決意した
そう決めたばかりの俺は戸惑い、龍崎ならどうするのだろうと悩んでいた…
だが、今はこの生き方が自分の生き方だと思っている
初めはマネ事だったかもしれないが…

俺は昔の俺をあの場所に、俺の名が刻まれた物と共に置いてきた
かと言って俺は俺であることを辞めることはできない
捨てたつもりになっていてもだ…
必要な時は戻るよ
でも、今はそうならないことを祈る

リンク『蒼き月の名の下に…』

今日もリンク追加のお知らせだｗ
「蒼き月の名の下に…」


ここではお馴染みになりつつある、ルシフェル・カーター(b60498）のブログだ
ようやくリンクさせて頂けた…
こんな俺たちだがこれからも宜しくｗ

月の導き、星の瞬き。

「綺羅良さん、最近元気が無いようですが…。
　大丈夫ですか？」


「みぃ…」



「思うのですが、綺羅良さんは意外に溜め込むタイプではないのでしょうか？
　たまには吐き出すのも大切ですよ？」

「ありがとうなの。でも、綺羅良、もう、大丈夫なの…」
「本当ですか？それなら良いのですが…もし何かあったら言って下さいね・・・」

新月と太陽の導き。

「…。」



「ルシフェル、どうかしたのか？」



「何でもありません。」



「そうか？悩んでいるように見えるが…」



「…。もし悩みがあるとしても貴方には関係ありません。」



「確かにその通りだな。しかし溜めこむのは良くはない
　話してみてはどうだ？」


「……。それは義理の兄として義務で言っているのですか？」



「いや、そうではない。俺は龍崎拓斗として君のことが心配なだけだ」



「・・・。」



「俺のことを義理の兄して見てくれなくても構わない。そのことで悩ませていたんだったらごめんな・・・」


「……。」



「では改めて。俺は龍崎拓斗。ルシフェルとは仲良くしたいと思ってる。
これからよろしくな」


「…。」

ある日の出来事。

『認めません…』
『Σちょっと待て！話せば分k…(ry』



『拓斗お兄ちゃん…？ルシフェルちゃん？』



『綺羅良、大丈夫だからあっちに行ってなさい』



『…。（急いで長剣をしまう）』



『みぃ・・・分かったの・・・（その場を去る）』



（綺羅良の姿が見えなくなったことを確認）



『ルシフェル、認めたくない気持ちは分からなくはないが…』



『今更そのようなことを言われても認められるはずがありません。
私はずっと一人で生きてきました』


『しかし、これは背後の決めたこと…そう俺に言われても・・・』



『背後の考えは安易過ぎます。義兄妹などと言われても…（溜息）』



（背後に義兄妹と言われただけでもこの状況…。本当のことをルシフェルが知ったら…）