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ルシフェルが開いたページ。
それは拓斗が旅から帰ってきた時に綴られたものだった。
他の記事に対し文字が多い為丁度目に付いたのか、偶然そのページを開いてしまったのかは定かではない。

『ミカエル・カーター』
それはルシフェルの銀時計に刻まれれいる名。
銀時計は彼女の師、クレハが行方を眩ませた日に残して行った物。
彼女はクレハの行方を追っていた。
銀誓館に入学したのも彼を追う為…。

彼女は「クレハ」の名が偽名であることを知っていた。
そして、彼の本名を未だに知らない。
その為、「ミカエル」の名は「クレハ」に結び付くとずっと信じていた。
しかし、先日拓斗の話から「ミカエル」は「クレハ」と別人物であることを知った。
それと共に、この2人の人物と拓斗の間にも何か繋がりがあることも感じていた。

『龍崎は何かを知っている…』

そしてこの手記から察するに拓斗は…
手記の続きを読もうとしたその時だった。
何処からか物音が聞こえた。
彼女は咄嗟に手帳を自分のポケットの中に仕舞い込んだのだった。
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ドアが開かれる音…
薄暗い部屋、人の気配はない。
「龍崎、居ないのですか…?」
響き渡る声。
声の主はルシフェル・カーター。
この家の主、龍崎・拓斗を訪ねてきた。

「龍崎?」
何度呼んでも返答はない。
家の鍵は開いている。
それなのに…

彼女は家の中、彼を捜した。
その時、彼女はある部屋の机の上で黄ばんだ紙切れを見つける。
それは彼女にとって見覚えのあるもの。
そこに書かれているのは彼女の幼い頃の筆跡。

『何故これがここに?』
彼女は不思議に思った。
紙切れの置いてあった机に視線を戻すと一冊の手帳が目に付いた。
彼女は無意識的にそれに手を伸ばす。
そこに書かれていたものは…
光が欲しくて暗闇に手を伸ばす
目醒めを待っていたのは見知らぬ世界

——そして胸に揺らめく誰かの笑顔を
抱いたままに彷徨いながらも
進む男は行く手を遮る霧を
薙ぎ払う絆憶い出す……




思いを込めても言葉は時に無力で
行動した者だけが真実を掴む

——かくて胸に煌めく少女の决意は
櫂を手繰り彼方へ漕ぎ出し
虚像を映し相手を惑わす霧を
振り払う強さ手に入れる……



IS:ルシフェル・カーター&龍崎・拓斗
schwarzweiβ ~霧の向こうに繋がる世界~/霜月はるか†Revo
(ドアの開く音)

背後:おや?丁度良い所に帰ってきましたね…

拓斗:どういうことだ…?そもそも何故ここに居る?(中に入り)

背後:君の冒険記を書かせて頂いてます(微笑)

拓斗: ……。

背後:本当はリアルタイム更新の予定でしたが…。眠気に負けました(何

拓斗:何処まで…書いた?

背後:君が気絶した所までですよ。今からその先書こうかと…。(嬉しそうに)

拓斗:…。(手に持っているものを差し出し)

背後:おや?フジワラでは無いですか?お帰りなさい (何か誤魔化している)

拓斗:仕組んだな?

背後:何を言いますか?フジワラはお疲れ様でした。その様子だと…会えましたね?

拓斗: ……。

背後:さて、執筆、執筆♪

拓斗:その先は書くな(机に手を置き)

背後:何故?

拓斗:タイム…アウトだ……。俺は既に帰っている

背後:構いません(微笑)

拓斗:書くなと言っている…

背後:分かりました。それでは今は書きません。

拓斗: ……。

背後:そもそも…「太陽の唄」の続きお願いします。これでは今私が続きを書いても訳が分かりません。

拓斗: (睨む)

背後:ルシフェルさんは「蒼き月の唄」を大分進めてくれましたよ?

拓斗:ルシフェル…が?

背後:そうです。だから書いて下さい。そうでないと…

拓斗:でないと…?

背後:編集作業ができません…。

拓斗:なら自分で書け

背後:ミケが書くことに意味があるのです!(指差しピシ)

拓斗: ……。

背後:客観視して書くの大変なら、次から自分視点で良いですから。お願いします。

拓斗: …。

背後:それでは私はこの辺りで失礼させて頂きます。(一礼して退却)

拓斗:本当に…(溜息)

「自らは名乗らず…か…」
ミカエルと呼ばれた男は振り返りながら溜息をつき、声の主を見る。
その視線はとても冷たいものだった。
声の主は視線を向けられ一瞬表情を変えるものの急いで取り繕う。

「これは失礼。我が名はラジスト。現在の右翼だ」
彼は自慢げに名乗る。
それに対しミカエルは
「ほぅ…」
と無関心な相槌を打つ。
其の様子を見てラジストは苛立ちを覚えたがどうにか平静を保とうとする。

「服装は一致するようだが、容姿が大分違うようだな。確かミカエルは銀色に輝く長い髪の持ち主と聞いていた筈だが…」
そう言いながらラジストはじっとミカエルを観察する。
それに対しミカエルは
「答える義理はない。しかし…変わりに言っておこう。左翼のカレドナは元気か?」
と返答した。
途端、ラジストの様子が急変する。
その様子を顔色一つ変えずにミカエルは眺める。

「お前が元右翼ミカエルかどうかはもうどうでも良い。その関係者には違いない」
そう言って突然切りかかってきた。
ミカエルはそれを簡単にかわす。
攻撃するラジスト、しかしそれに対しミカエルは反撃しようとせず涼しい顔をして避けるだけ。
その様子にラジストは一層苛立ちを見せる。

「何故反撃しない?」
その質問にミカエルはボソリと答える。
「面倒…」
この解答にラジストは遂にキレた。
「俺はお前に負けない。俺はお前に勝ってカレドナに俺が右翼に相応しいことを認めさせるのだから」

「成程…」
そう言うとミカエルはラジストの頭上へと舞い上がり、枯れ枝を折った。
「それでは反撃致そう。ラジスト殿」
そう言って微笑んだ。
「フザケルな!」
飛びかかるラジスト。
しかし、彼は直ぐに地に伏せることになる。
「感情に流されるようではな…」
そう言って動けなくなったラジストに背を向ける。

その時だった。
笛の音が聞こえた。
急いで振り返るとそれはラジストの鳴らしたものだった。
ミカエルはその笛の意味することを知っていた。
「本当に面倒だ…」
そう言って大きな溜息をついた。

間もなく、ラジストの部下達が到着する。
その数は…。
『流石に戦わなければならぬ…か…・』
ミカエルは意を決した。
しかしその表情は何処か楽しげだ。

その時だった。
ミカエルの目の前に一匹の黒猫が現れた。
何処か見覚えのある…
「フジワラ?」
それは綺羅良の愛猫。
しかし、何故こんな所に?
猫はミカエルの顔をじっと眺めた後ある一点を見つめて鳴き出した。
ミカエルはその方向を見ると人影が…
服装からして組織の人間では無いようだ。
そして何処かで見覚えが…

しかし、そんな事を考えている場合では無い。
昔なら、片っ端から全て斬る所だが…
戦闘態勢に入ったその時だった。
敵の軍が次々と倒れていった。
何が起ったか全く分からない。
その時目の前に現れたのは白い馬と先程の…?
そして、彼も気を失ってしまった。

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